どもです~^^
GW真っ最中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
ティーエヌはコロナ禍と言う事で 引きこもってチマヂマとご依頼作業をしています・・・^^;

で・・お客様のペダル、カンパ・スーパーレゲロです。
IMG_5460
スピンドルシャフトを抜いてベアリングを取り出した状態です。
ベアリングが雑に散乱してますが、OHの際、古いベアリングは再利用せず廃棄になりますので、いつもこんな感じです・・^^;
IMG_5461
取り出したベアリングを見てみると、グリスはシマノのようです。
どうやら以前OHされていると思われます。

ペダルの内部確認です。
IMG_5462

IMG_5463
グリスに金属摩耗等の黒ずみ汚れも見られず良い感じです。

ダストキャップを外します。
IMG_5466
ダストキャップの裏側にグリスが しっかり入り込んでいるのが解ります。
ダストキャップを外さないでグリスを入れようとすればダストキャップの裏側でグリスを こそぎ取る事になり、結果このようにグリスが入り込んだのだと思います。
IMG_5467
ドライバーですくってみると、こんなに出てきました・・ーー;
ダストキャップの内側には「返し」がありますので、ダストキャップを外さずに完全に洗浄する事は ほぼ無理だと思います。
所が、お客様からお代を頂くプロショップでありながらダストキャップを外さないでOHをするお店が有るようなんです。
面倒なのか出来ないのかは判りませんが、プロとしては無いかな・・・と思います・・・

IMG_5470
ダストキャップを外せば簡単に洗浄する事が出来ますし、レース部分のチェックもし易くなります。
そして何よりお客様にも納得して頂けると思います。
これで気分もスッキリ!です^^

こうして分解した後は踏みキズの付いたバレル部分を研磨、
その他のパーツも洗浄して行きます。
IMG_5468
後は元通りに組み立てるだけですね。^^

まずはグリスを入れて新品のベアリングを並べて行きます。
IMG_5471
ダストキャップが無いのでしっかりグリスを入れられます。

そしてダストキャップをゆっくりと押し込んで行きます。
IMG_5472

こうしてOH完了です。
IMG_5473
欠品していたトゥクリップ取り付けボルトも硬質クロムメッキ仕上げのレプリカをご用意いたしました。

これで気持ちよくご使用いただけますね(^^)/

※お代を頂く・・と言う事その1はコチラ