どもです~^^

フランスはフィリップのプロフェッショナル ハンドルバーです。
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ReneHerseでよく使われていた事も有って人気のハンドルバーです。
このシンプルな刻印がカッコイイですね~^^/
(^^)(^^)(^^)//と、喜んでばかりもいられません・・・
このハンドルバー、そこは仏メーカーと言わんばかりに、チョっと曲者だったりするんです。
それは・・作られたロットによってシルエットがマチマチで・・
・・・エェ~~ッ?!

で、今回のハンドルバーは?・・と言うと・・・
実は曲者の方で、出来が良くありません・・・--;
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その「出来の悪さ」とは?
リーチショルダー部分の下がりを測ると約23度もあります・・・--;
ツーリング車に組み付けるには下がりすぎですね・・・orz

これをそのまま組み付けると、こんな感じになると思います。
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ハンドルバーのショルダーラインとブレーキレバーブラケットの間に強い「谷」が出来てしまい、ツーリング車的にはキツく、手のひらに負担が掛かってしまいます。

だからと言って、ショルダー部分を水平にして行くと、今度はバーの下側がシャくれてしまいます・・・
P1050683.3
使用的にも見栄え的にも これは良くないと思います。

やはり、ツーリング車には落ち着いた こんな感じが良いですよね?
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どのポジションを握っても手に優しい感じでツーリング車にはピッタリです。
この画像の自転車はグランボアのフランス型マースバーを使用しています。
製造元は日東ハンドルで、70年代フィリップ社のハンドルをモデルとして作られています。

・・・て、アレ??フィリップ?・・・
そう、実は出来の良いフィリップって、こんなに良い感じなんですね~ww

なので、次は このグランボアのハンドルバーのショルダー角を測ってみます。
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約12度です。
先のフィリップ・プロフェッショナルの約半分ほど・・・
結構な差ですね・・・

・・と言う事で、23度ほどあったフィリップ・プロフェッショナルの曲げを修正してみました^^;
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チョっと怖かったので12度までは曲げませんでしたが、
約17度位になりました。

まだ5度ほど差は有りますが、並べてみるとこんな感じです。
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左側がグランボア、右側がフィリップです。
多分、使用感としては悪くないと思います^^;

ちなみに、日東ハンドルのロングセラー、B-105は約18度でした。
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まぁ、だいたい一緒かな?ww

D様、いかが?^^;