どもです~^^
大変おそくなっちゃいましたが、先日の荒川フリーマーケットでは
懐かしい方、初めての方、たくさんお声を掛けて頂き有難うございました m(__)m
おかげ様で とても楽しい1日を過ごす事が出来ました^^
また次回も宜しくお願いいたします(^^)ノシ
で、帰宅後はチョっと急ぎの修理です・・
画像はシマノFD-4503・ティアグラです。
そして、どこが悪いのか?・・と言いますと・・
リターンスプリングを引っ掛けているツメ部分が走行中に折れてしまってバネが外れて〝クタクタ ″ 状態になってしまった・・との事でした・・orz
↓モデルは違いますが、本来バネは こんなふうに掛かっています。
この手のモデルを見ると、いつも思うんですけど・・
ツメ、小っさ過ぎません??シマノさん・・
もう、こうなってしまうとFD交換しかありません・・
が、しかし、すでに現在のシマノ製品のラインナップに同等品はありません・・・
代替で使えなくはない物も無い訳ではありませんが、グレードや見た目的に妥協しなければならなくなりそうです・・・
今回のティアグラは年式的には そんなに古いモデルでは無いのですが、生産終了・近代パーツ故の宿命で、壊れた時は本当に困り物です・・・ーー;
こんな時はオークションで探してみたりもするのですが、
こういう時に限って全く見つかりません・・・orz
もう、こうなったらコスパを無視して修理するしかありません?
まずは分解してみるための構造確認です。
画像のピン2本を抜けば問題のアームは外せそうです。
しかし、ピンBは何とかなるにしても、ピンAは表側がフタ状なので抜ける構造になっていません・・・ーー;
orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz
それでもあきらめる訳にはいかないので根性で抜きますww
やっと問題のアームに辿り着けました。
ですが、ここからが修理本番です・・・
↑この折れたツメを何とかしなければなりません。
溶接してツメを復活?
いえいえ、実は分解して分かった事なんですが、このアーム、
材質がよく分かりません・・・
解らない材質を相手に溶接と言う方法は とてもリスキーです。
又、ティーエヌはTIG溶接機なんて持ってませんから外注になります。
そうなると時間と費用、そしてリスクも伴い非現実的です・・・
・・と言う事で・・・
アームのシャフト周りを削ってツメを再生する事にしました。
2㍉ほど掘り下げてみました^^;
バネとツメの相性は良さそうなので元通りに組み立てです。
アームを削った分はスペーサーを入れてバネが外れないようにしておきます。
これで修理完了です。
今回のFD-4503は元々そんなに高価なメカでは有りません・・
むしろエントリーモデルのリーズナブルな価格のディレーラーです。
ですので、今回のように手間を掛けてまで修理をするのは どうなの?・・と思われる方もいらっしゃると思います。
ティーエヌも理解できます。
しかし、最初の通り、急ぎの場合は時間を優先して今回のような作業も必要になるのかな?・・と思っています。