どもです~^^

お客様からお預かりしたヘッドランプです。
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レンズには BERKO の文字が有り、ガラスで作られています。
ボディはアルミでは無く、真鍮製です。
ティーエヌは このランプについて全く知識が無いのですが、
作りから1950年代~1960年代位の古い物のように思います。

で、このランプをお預かりした理由なんですが・・・
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 ん?・・・
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 エェ~~~!?
なんかスゴイ凹んじゃってるんですけど~??
ラリアットでも喰らっちゃったんでしょうか??
・・・と言う事で、この凹みの修理と言うのがお預かりした理由なんでした・・・ーー;

まずは取り付け台座からランプ本体を外して凹みの状態を確認してみます。
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目立つ後方の大きな凹み以外にも取り付け金具を固定しているリベット周りも凹んでいるのが確認出来ます。
結構重症ですね・・・・orz

で、途中画像を撮り忘れちゃいましたが、リベットを抜いて金具を取り外して板金です・・・
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直接当たった凹みの中央部分は鋭角に折り曲げられた様な状態のため肉厚が変わってしまい完全に起す事は出来ませんでしたが、
かなり元の状態にまで持って行けたと思います。

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板金後、ガラスレンズのリングベゼルを当てがってみて
ボディのレンズ取り付け口が板金作業で歪んでしまっていないか確認します。
スムーズにリングベゼルが装着出来ました・・一安心です^^;


この後、板金で付いたキズを研磨して目立たなくします。
そして真鍮製のボディは再メッキをして板金は終了です。
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あとは元通りに金具類をリベット止めして行きます。
せっかく仕上がったメッキ面にキズを付けない様、慎重にカシメます・・・^^;
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 こうして真鍮製ランプの修理は完了です。